ハーレーの愛好家達はバイクにまたがり、こぞってキャンプツーリングへ出かけます。
昼は、ハーレーのエンジン音を、心臓の奥底で感じながら駆け走ります。
そして夜は、気心の知れた仲間たちと、ランタンでオレンジ色に染まった頬をつきあわせ、屈託ない会話を楽しむのです。
これこそ人生最大の楽しみといっても過言ではありません。
通常のツーリングとは違い、キャンプツーリングでは、夜を明かすということに醍醐味があります。
ソロで出かけ、一人の時間を楽しむ。これもまた味わい深いものですし、仲間たちと過ごす夜もまた格別のものです。
夜を外で過ごすことになるので、相応の準備が必要となります。
ライダー達にとっては、その準備自体も楽しみのひとつです。
サドルバッグに何を入れるか、キャリーを取り付けるかどうか。
ベテランの積載は、収納術とも言えるほど、ピシッと整っています。
経験によって培われたテクニックを活かし、「必要なアイテム」と「盛り上がるアイテム」をうまくチョイスし、バランスよく詰め込みます。
必要なアイテムとしては、テントや寝袋が挙げられます。
着替えやサンダルもあると便利ですし、調理器具なども持っていけば、食事にも使えます。
キャンプツーリングを何度か経験すれば、マイグッズが見えてくるはずです。
たとえ何か忘れたとしても、たいてい仲間の誰かが持っているものですし、現地調達ができる場合もあります。
いずれにせよ、楽しめるのがキャンプツーリングの良さです。あえて時間をかけ準備をし、あえて時間をかけ目的地へ行く。
その「過程」をもじっくり味わえるキャンプツーリングをぜひ経験してください。